<ゼミナール指導テーマ>

管理会計論・原価計算論

指導方針

 管理会計は,英語でManagement Accountingと呼ばれるように,Management(経営)とAccounting(会計)という2つの側面を持っています。管理会計は,会計学の一分野と位置づけられるため「会計」に重点があると思われがちですが,「経営」にも目を向けて学修します。

 

 ゼミ生には,ゼミナールを通じて活発な意見交換をしていただきたいので,「仕事で活用できる会計知識を備えたい」「公認会計士や税理士などの会計プロフェッショナルを目指したい」「留学で得た知識を経営や会計の視点から分析したい」などさまざまな目的をもった学生をお待ちしています。

ゼミナールの進め方

  • 基礎ゼミナール
    管理会計論・原価計算論に関するテキストを輪読します。また,ビジネス関連の新聞・雑誌記事を通じて分析・考察したことを発表します。
  • ゼミナールⅠ
    卒業論文テーマを探索するために,情報収集・分析を行います。
  • ゼミナールⅡ
    設定した論文テーマをもとに,卒業論文を執筆します。

 ※ ゼミナールのメンバー,あるいは他のゼミナールとのインゼミなどを通じて,

   自身の研究テーマをプレゼンテーションする機会を設けます。

   さまざまな視点からフィードバックをもらいながら卒業論文の完成を目指します。

テキスト・参考文献

 ゼミナール開始前にテキストの候補を複数挙げます。管理会計に関するテキストはさまざまありますので,その中から相談して決定します。参考文献は随時紹介します。

企業見学などの課外活動

  • 企業見学
     管理会計論や原価計算論では,ものづくりの場,サービス提供の場を知ることが大切です。過去には,飲料工場,ラジオ放送局,コールセンターを見学しました。この見学は,ゼミ生主導で計画・実施する予定です。
  • 長期休業期間中の合宿について
     学生時代に取得できる長期休業期間の活用は,大学生活の鍵になると考えます。各自で計画的に過ごしてほしいという気持ちから,今のところ合宿を行っていません。